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鍼灸不眠症改善するツボとは?

鍼灸治療院に行ったことありますか?
病院で言えば手術台ぐらいの横幅の狭い黒っぽいベッドが1台、そこに横になったらもう「まな板の鯉」心境になります。

もちろん私はですが・・・鍼もお灸も痛そうで怖いから。

中にはそのベッドで鍼をしてもらうのが最高の楽しみ!な人もいるんでしょうが・・・
ツボにビリリッと電気が走るような刺激が無いと、もっと奥まで鍼を挿して!挿し方が足りん!と思うそうです・・・怖いですね。でもあとは気持ちいいんでしょうね。

ところで、鍼やお灸でつぼを刺激したぐらいで不眠症改善に効果あるんでしょうか?
疑ってしまいますよね、ほんとうに??・・・って。
効果があるかどうか検証の前に、鍼灸療法について知っていることを紹介してみます。
鍼灸療法の治療方法とはもちろん“つぼを刺激することで病気を治す”ことですが最近この治療法が見直されつつあるんですって。

WHO・・・「世界保健機関」

つまり世界の「世界保健機関」が日本に昔から伝わる経穴と呼ばれるつぼを、鍼または灸を使って刺激する鍼灸療法が、効果的な病気がある、逆に病気に効き目があると認めたんです。

では、WHOはどんな病気に効果があると認めたのでしょうか?えらいことになったですよ・・・

神経系疾患、運動器系疾患、循環器系疾患、呼吸器系疾患、消化器系疾患、代謝内分泌系疾患、生殖・泌尿器系疾患、婦人科系疾患、耳鼻咽喉科系疾患、眼科系疾患、小児科疾患……なんやら大変こむつかしい医療言葉の並んだ病気に効果があるようです。
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日本では古来から、つぼの刺激で病気を治そうとするのは、高齢の人がやるものというイメージがあります。
ところがです、これも“目からウロコ”なのかもしれない情報です。

意外とツボの刺激って人間の身体の広範囲に効果があるということなんです!
ただ先に述べた効果のある疾患の中で注目したいのが、神経系疾患にも効果があるということです。

神経系疾患のなかには、神経痛にとどまらず不眠や神経症、頭痛や自律神経失調症なども含まれています。
自律神経失調症などの分野では西洋医学よりも、鍼やお灸でつぼを刺激するほうが、効果を発揮しているとの報告もあるそうです。

これに対し日本鍼灸師会でのコメントは、「鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、その結果として、中枢性及び反射性の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善等の作用があり、ひいては、生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)に働きかけるのではないか」(日本鍼灸師会ホームページより)……と、むつかしいけど……

でも、「鍼灸って意外といいかも!」と思われた方は、
不眠に良しとされる“つぼ”が二つ紹介されていたのでお教えしますね。
意外な効果を実感出来るかもしれませんよ!

1、「三陰交(さんいんこう)」

これは、足の内側のくるぶしから指4本分上にあるツボです。

2、「太衝(たいしょう)」

これは、足の甲側にあるつぼ。親指と人差し指のそれぞれの骨をたどっていき、交わる手前のくぼみです。

どちらも血流を正常に戻すつぼなのだそう。試してみたい方はお灸ででもどうですか?

今は初心者でも簡単に優しくお灸が体験できるようですよ、ご自分で!

もし、鍼や灸には頼りたくない!なんか年寄り臭くなりそうだから!・・・
そう思うあなた、こちらへ止~まれ!


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