寝つきが悪くて、お酒の力を借りないと眠れない……
眠れないからお酒の力を借りて酔っ払って眠る!
眠れなくて悩んでいる人の多くはこんな経験をしているはずです。
寝酒”ナイトキャップ”を習慣にしている人は意外と多いかもしれませんね。
しかし、この習慣どんなんでしょうか?
毎日就寝前にお酒を飲むという習慣は必ずしも良いことばかりではないようです。
しかし、やめろと言われてもやめれないんですよね。
そこで、寝酒”ナイトキャップ”を効果的に取り入れるポイントと、寝つきが悪い時に摂取した方が良いものについて取り上げてみます。
ある製薬会社が行った「不眠に関する意識と実態調査」によると、日本の成人3人のうち1人が、「寝つきが悪い」「睡眠中に何度も目が覚める」など何らかの不眠症状に悩んでいるそうなんです。
さらに、国際的な不眠症判定法により不眠症の有無を確認したところ、約4割の人がに不眠症の疑いがあるという結果が出たそうです。
眠れなくて悩んでいる人がいかに多いのかこの調査で知ることができます。
睡眠をとるためアルコールに手が出る・・・よ~く分かりますその気持ち。
就寝前の寝酒”ナイトキャップ”は?
欧米では寝つきを良くするためにお酒を嗜む文化があり、
香り豊かでほのかに甘みを持ったお酒が好まれているそうなんです。
ちなみに、アルコールには眠りに導く就寝作用はありますが、
長時間ぐっすり眠れるなどの効果はないということです。
ですので、不眠症などの睡眠障害をお酒の力で解決しようとするのは間違いなんだそうですよ。
お酒を飲んでも眠れない!寝つきが悪い!からとお酒の量を増やしたり、
アルコール度数の高いお酒を飲んだりするのはとんでもなく危険です。
アルコール依存症へまっしぐら……なんてこともあるようなので注意・注意・・です。
就寝前の”ナイトキャップ”効果を最大限引き出すには
寝る前はできるだけ体を温めた方が良いので、就寝前の寝酒”ナイトキャップ”をするなら、ブランデーやウイスキーのお湯割り、温めた梅酒などが良いようです。
アルコールの良いところは、血液の循環を良くし、自律神経を鎮静化させ整えてくれます。
ですから寝る前に冷えたビールやチューハイなどは体を冷やすことにつながるので避けたほうが良いようです。
さらに、毎日同じお酒を同じだけ飲むのが理想なんだとか。
これに慣れると、お酒の香りを嗅いだだけで眠くなってくると言われています。
そうなれば、最高ですよね!お酒を口にする必要がなくなるし、
胃腸への負担もなくなるんですからいうことなし!しかし呑み助には???
不眠症で病院に行くほどでもない、ちょっと寝つきが悪いだけということなら、
お酒に頼る前にビタミン剤の摂取が良いようです。
ビタミンB5・B6はイライラや手足のだるさを解消する効果あり。ビタミンB12は自律神経を整える効果あり。
ビタミンB群を摂取することで不眠が解消される場合もあるそうですよ。
そこで、かつお・さんま・バナナなど、ビタミンB群を多く含む食材を食べるのも効果的のようです。
お酒はストレス解消の助けにもなりますが、度が過ぎると体に悪影響を及ぼしてきます。
程ほどに嗜みましょう!